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スピードガン
テレビで野球中継を見ていると、ピッチャーがバッターにボールを投げたときに球速が表示されます。
あれはご存知の通り、スピードガンを使って球速を測っています。
プロ野球の球場では、備え付けられているスピードガンで測定していますが、
よく高校野球の地区予選でプロ球団のスカウトが携帯用のスピードガンで球速を測っていることもありますね。
しかし、スピードガンってそういう使い方しかできないものなのでしょうか。
スピードガンは登録商標
スピードガンとは、スピードを測定する機械のことですが、
実はスピードガンという言葉はアメリカのディケイター・エレクトロニクス社の登録商標です。
登録商標というのは簡単に言うと、スピードを測定する機械が他の会社から発売されても、
スピードガンという言葉は使えないということです。
スピードガンというとそれはディケイター・エレクトロニクス社が販売している
スピード測定器を表すことになってしまいます。
よくイベントなどでも行われるスピードガンコンテストというのも、
本来のスピードガンを使ってやっていれば別にいいのですが、
他社製のスピード測定器を使っていた場合は実はまずいのです。
「ファミコン大会」と銘打っておきながら、PSでゲーム大会するようなものです。
しかし、商売する人たちならともかく、我々一般人にとっては直感的にわかるほうがいいですし、
使い慣れている言葉でもありますから、スピード測定器のことをスピードガンと言ってしまってもいいでしょう。
スピードガンの原理
スピードガンとは、動いている対象物の速度を測るものですが、
実際にはどのように速度を測定しているのでしょうか。
これはドップラー効果の原理を使っています。
ドップラー効果というのは、身近な例で言えば、救急車の音です。
救急車がサイレンを鳴らして走っているとき、自分に向かってきている時と
自分から遠ざかっている時とは音の高さが違いますよね。
この原理を応用して速度を測定するわけです。
といっても、対象物が音を発生していなければ音で判断することはできませんし、
野球のボールなどから音が出ているわけでもありません。
そこで、音と同じ性質を持っている電磁波を使って測定します。
ボールに向かって電磁波を照射し、そこから反射されてくる電磁波を測定して、
球速を計算で出しているのです。
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